椎間板ヘルニアの痛みを少しでも和らげようと買ったのが、逆ぶら下がり健康器である。
これは、想像以上の代物であった。
見るからにいかつい器具ではあるが、この逆ぶら下がり健康器について紹介する。
使い方は、足首を固定して体を倒していけば板が回転し、逆ぶら下がりの状態になる。
コウモリのようになれる器具なのだ。
最初は体が後ろに倒れていく感覚がすごく怖いが、慣れればなんてことはない。
板は好きな角度で固定できる。垂直にまでする必要なはない。
逆ぶら下がりの長所は以下のとおりである。
椎間板ヘルニアの痛みを和らげる
腰をやってしまった人はわかるだろうが、とにかくつらい。
腰や足の裏に響く痛みは本当に痛い。
椎間板ヘルニアは椎間板がつぶれた状態なので、伸ばしてやる必要があるのだが、そこでこの器具が役に立つ。
足首を固定してぶら下がるので、自分の体重をかけて腰を伸ばすことができるのだ。
整形外科でやるような牽引とは比べ物にならないくらい、とにかく伸びる!
椎間板が伸びていく感覚は気持ちいい。
姿勢がよくなる
上記のとおり、腰が伸ばされるので、必然的に姿勢がよくなる。
これはぶら下がりにより、背筋力が強化されることも理由の一つだ。
姿勢が良ければ、いつまでも若々しい。
寝たきり老人とは無縁となる。
血行がよくなり、ストレス解消
日中は立ちづくめで、下半身がうっ血状態にある。
逆ぶら下がりにより頭のほうにも血液を十分に巡らせることができる。
血行がよくなれば疲労も軽減され、ストレス解消効果もある。
逆ぶら下がりは健康を維持できる素晴らしい器具なのだ。
短所もある。
自分で組み立てる必要がある
各パーツが段ボールの中に入って送られてくるのだが、ヤマトの人もとにかく大変そうだった。
ただでさえアマゾン配送に苦しんでいるらしいが、そのうえ重量25キロ超の物を発注されたらたまらないだろう。
配送してくれたことに感謝しつつ、さっそく組み立てだ。
とにかくデカい
各パーツもでかいし重たい。
どこに置くんだよって話だ。
ワンルームに設置すれば、そこはもはや逆ぶら下がりマシーンの砦となる。
私は幸い自分の部屋があるので、そこに置くことにした。
一人で組み立てることもできるが、やはり2人以上でやったほうが安全だ。
でかい、圧倒的存在感だ。
いずれ自分の部屋を子どもに明け渡す日がくるだろうが、そうなればこのマシーンの居場所はない。
夫婦の寝室に置いてしまえば、離婚は確実だ。
まあその日がくるまではまだ時間があるので、使い倒すつもりである。
まとめ
設置スペースの問題があるが、一度は試してみてほしい逆ぶら下がり。
椎間板が伸びる感覚をぜひ味わってほしい。