椎間板ヘルニアになって約1年、逆ぶら下がり健康器によりだいぶマシになってきたので、最近ジムで筋トレする頻度が多くなってきた。
筋トレはほんとに中毒性がある。
やりこむほどに気持ちよくなり、体も変わってくる。
ここでフォームを無視してひたすら重量を上げていったため、去年はヘルニアという痛い目にあった。
これを教訓に、今後は自分の体にもっと気を配り、筋トレはゆるく継続していくことにする。
椎間板ヘルニア、それは無知の結果であり防ぐことができる
椎間板ヘルニアは急には発症しない。
少しずつダメージが蓄積されて、違和感から激しい痛みへと緩やかに進む。
ヘルニアの足のしびれ、時たま来る「ピキーン」という激痛、それ自体もつらかったが、私が地獄を見たのはその後、治療中の断薬時である。
ヘルニアには神経の痛みを和らげる薬が処方されるが、これはかなり効き目があり、「強い」薬だ。投薬中は献血も拒否される。
飲んでいる間は痛みが和らぐ。ヘルニアを忘れることができる。
しかし、これはあくまで対処療法。
死ぬまで飲み続けるわけにはいかない。
通常は少しずつ減薬していくものだが、私は勝手に断薬してしまった。
いままで飲んでた薬をある日を境に、スパッとやめたのである。
詳細はまた別の機会に書くとして、ほんとにひどかった。
1か月苦しんだが、まぁアホなことしたわ。
ヘルニアなんかになるもんじゃない。
それでも筋トレは楽しいし、筋肉痛が心地よい
足の痛みが緩和されると、また筋トレがしたくなってくる。
やってるときは苦しいのだが、やり終えたときの爽快感、翌日の激しい筋肉痛がもう病みつきになる。
ジムに行ってやるというのも好きだ。
家ではやる気が起きないし、誘惑もいっぱいある。
しかし、ジムに行けばそこは筋トレ野郎どもの集まり。
いやでもやる気が湧いてくる。
でかいカラダを見せられて、見てるだけってはもう無理だ。
重量を上げることが目的じゃない、デカくなりたいんだ
しかし、一度ヘルニアをやった身としては今までと同じ筋トレはできない。
ヘルニアをやった奴は爆弾持ちとして、いつ再発するかわからない。
腰に負担がかかる筋トレはご法度だ。
パワーベルト必須の種目はまだ怖くてできない。
しかしパワーベルト系が一番体をでかくするのに重要だったりする。
そこは工夫して、腰をいたわったメニューでやるしかない。
チンニングとか、ディップスとか、腰にやさしく、でも難易度高い種目がある。
ヘルニア持ちは無理ができない。
だからこそフォームを大切にして、いかに楽に効かせるかが重要になる。
重量を追い求めるのは卒業だ。
目的はデカい体をつくること。
そのために筋トレは必要なことだが、最優先じゃない。
体づくりなら食事、睡眠の方がもっと大事かもしれない。
筋トレは大切な趣味だが、歯を食いしばって努力するものじゃない。
大切なのは継続すること、適当にゆるく続けて行こう。